宇宙から見た地球を想像してみてください。
そこに国境は見えないはずです。
本来地球上には壁や境界線はありませんでした。壁や境を作っているのは人間です。そしていろいろな境界線のこちら側とあちら側で、競争し、奪い合い、常に争っています。それがこれまでの人間がしてきたことです。
しかし、一度宇宙空間に飛び出すと、無限に広がる宇宙空間に圧倒されることでしょう。ワクワク感とともに大きな不安に包まれるかもしれません。
そして振り向くと、そこに地球が浮いている。
その時初めて「宇宙から地球を見ると地球は壁などない一つの故郷なのだ」ということに誰もが気づくでしょう。その時きっと人類は初めて一つの家族になれるのだと思います。
改めまして、国連世界宇宙週間ナショナルコーディネーターの山崎大地です。 毎年10月4日から10月10日までの1週間、世界中で数千にのぼる宇宙イベントが開催されています。 民間宇宙時代の到来に向けて、日本でも毎年この期間に多数の宇宙イベントが開催されています。
今年もたくさんの宇宙イベントを開催することで、地球が争いのない平和で安全な星となり、人類がみなで協力しあって宇宙進出できるよう、これからも貢献していけたらと考えております。
より多くの人に、より多くの宇宙イベントを開催していただき、世界と繋がっていただけたらと思います。
山崎 大地
国連世界宇宙週間ナショナルコーディネーター
株式会社ASTRAX代表取締役・民間宇宙飛行士